自衛隊転職支援まとめ

元自衛官のアドバイザーが自衛隊員の転職をサポート

自衛官が漠然と感じている不自由さ、その理由

皆さんは労働三法という言葉を覚えているでしょうか?
中学校の公民の分野で必ず()埋めの問題で出題される言葉です。

労働三法とは、労働者の権利を守るためにある3つの法律(労働基準法、労働組合法、労働関係調整法)を指し、労働者の権利とは
・団結権
・団体交渉権
・争議権
を指します。

ポイントなのは、自衛官にこれらの権利は無いということです。

1.権利が無いことで自衛官が失うもの

・不当な労働に対する意見など、交渉をする自由
・雇い主と対等な立場で交渉ができる労働者による団体を作る自由
・労働環境を改善を求めてストライキを起こす自由

これは雇用主である国(国民)、被雇用者である自衛官は対等ではなく、完全な上下関係があるということです。国民のためならばあらゆる不当な労働にも従わなければなりません。
ネガティブな表現ではありますが、わかりやすく説明してみました。
一般の労働者は「なにが不当でなにが不当じゃ無いか考えて、それに対抗する術を認められている」のに対して、自衛官は「そもそも対抗することが認められていないので、自身の労働が不当か不当で無いか考えることすらしない」。
そのような環境で働くことに慣れてしまうと、思考力が落ちていき、最悪「思考停止し仕事をする自衛官」が出来上がります。

2.自衛官に権利が認められていないワケ

国民の安心した暮らしを保証するためです。
自衛隊がストライキをして組織的に休職などしたら国民の安全が脅かされますよね。
自衛官とは、国民の安全をなにより優先し、自分の権利に制限をかけて働くことを条件に給与を与えられていると考えることができます。

3.まとめ

私は自衛官の権利が制限されることは当然だと考えています。そして国民の安全をなにより優先するのは自衛官の誇りであり、全くネガティブに捉えることはないと思っています。
問題は自身を自衛官としてでは無く、一個人として見つめ直したときに、その誇りに迷いをもったり、自衛隊に不自由さを強く感じる隊員が存在するということです。
こればかりは合う合わないですが、経験上そういった方は民間に出て経済活動を行った方が充実すると思います。
この記事が漠然とした不自由な思いを整理するきっかけになることを期待しています。

自衛隊支援協会は自衛官個人個人の最適な人生の支援を目的にしています。ぜひ活用してください。

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