自衛隊を辞めようか考えている方は気になると思うが、自衛隊を辞めた人はどんな仕事に就くことが多いのだろうか?
今回は、私のまわりの元自を見回したときに、「こういう仕事をしている人が多いなぁ」という主観混じりで元自が多い職業トップ3をご紹介しようと思う。
警察官・消防士・市役所職員といった公務員系
これらの職業は自衛隊と同じ公務員なので、やはり馴染みやすい。
自衛隊の入隊動機が「国のために働きたい!」「国民のためになることをしたい!」といった方は公務員系に転職することが多い印象。
私の同期生だけでも、消防士になった人が3人はいる。「自衛隊と消防って似てない?どうして消防に行ったの?」と聞いたことがあった。
彼らの動機としては、「消防の方がより身近に国民を守れる」というものがあった。また、全国転勤がない地方公務員のほうがいいというワークライフバランスを重視する意見もあった。
保険・証券・不動産等のバリバリ営業職系
これらの職業を選択する人に共通しているのは「稼ぎたい!!」という上昇志向だろう。
自衛隊も社会的に安定しているし福利厚生や給与もそこそこ良いほうだろうが、それに満足することなく「男なら稼いでなんぼでしょ!」というタイプはこれらの職業に就く傾向がある。
また、これらの職業はイメージ的にもハードな目標を課せられそうだが、元自衛隊員持ち前のプレッシャー耐性でゴリゴリ前進していく。
私の周りにも若くしてかなり稼いでいる人もちらほらいるし、その人たちは自衛隊時代も優秀であったことが多い。
自衛隊で活躍できる人は民間でも活躍できるのだろう。
専門学校や大学に入り直すリスタート系
自衛隊にいる間に、「私はこれがやりたいんだ!」と明確に決めた人は学校に入りなおす場合もある。
芸術系やめちゃくちゃ専門的な学問系とか、はたまた法律系・医療系もある。
このタイプは総じてこだわりが強いタイプだと思うし、個人的には、一番憧れるタイプであり尊敬している。
そんじょそこらの学生とは覚悟が段違いなので学業でも高成績を収める人が多い。