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民間企業に転職した元自衛官が後悔すること3選

転職を悩む自衛官の相談にのっていると、「転職して失敗したくない」「後悔したくない」と漠然とした不安を持っている方が多いように思います。
そこで、元自衛官によく聞く「民間企業に転職して後悔したことTop3」を、独断と偏見でお伝えしていきます。
転職に悩む自衛官の方はこれらのデメリットをよく注意したうえで、転職するか否かを判断しましょう!

可処分所得の減少

自衛官は、安定した収入を得ることができることと充実した福利厚生があるため、比較的高い可処分所得を持っている場合が多いです。
しかし、民間企業に転職すると、たとえ額面の給料が同じでも衣食住の費用がかさみ、可処分所得が減少する場合があるため、生活水準を維持することが難しくなります。このため、可処分所得の減少による生活の制約や不満が後悔の要因となることがあります。
自身の生活にどれほどの費用が必要なのかは予め計算しておきましょう。

社会的なステータス:

自衛官は、国家公務員としての社会的なステータスを持っています。これは自衛隊に所属している時は周りも自衛官ばかりなので意識することはあまりないと思いますが、民間に出るとそのことが実感できるでしょう。
例えば、銀行でお金を借りようとすると自衛官の信用度の高さを感じることでしょう。
民間に転職するとその転職先での地位や役割が低くなる場合があるため、社会的なステータスが低下することに不満を持つ場合があります。また、自衛隊で得た経験やスキルが評価されない場合、自分自身のアイデンティティーに影響を与えることもあります。
周りからの評価や社会的なステータスを重視する方は、自衛隊からの転職は慎重になるべきでしょう。

人間関係

自衛隊は、協力関係や連帯感が非常に強い職場であり、同僚や上司との人間関係が深くなることが多いです。
転職すると、新しい職場の風土に馴染めず人間関係を築くことが困難になる場合があります。
また、自衛隊での人間関係が非常に密接であったため、転職先での人間関係が希薄であると感じることも多く、それが不安やストレスを感じる人もいます。

まとめ

自衛隊からの転職を考える際には、自分自身の理想の人生や転職の目的をしっかりと考え、慎重に判断することが重要です。
また、転職に伴うリスクを具体的に確認することも覚悟を決めるうえで非常に重要です。
「隣の芝は青い」と言いますが、民間企業への転職はいいことばかりではないので、実際に元自衛官のリアルな声を聞いてみることをおすすめします。
自衛隊員のためのオンラインサロンBLOSSOMでは、元自衛官が20人以上集まり日々コミュニケーションをとっていますので、転職を考えている自衛官の方はぜひ入会し、有用な情報収集をしてください。

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