今回のコラムでは、自衛官の方からよく質問を受けるテーマ
「自衛隊から民間企業に転職するタイミングはいつがいいのか?」
「30代の自衛官でも転職できるのか?」
ということを解説していきたいと思います!
自衛官からの質問
元自衛隊員のキャリアアドバイザーとして、自衛隊員の方向けにLINE@で無料相談を受け付けているのですが、この度このような質問をいただきました。
「現在、陸上自衛隊で勤務しております。自衛官候補生として入隊し早くも3任期目となり、民間企業に転職するか自衛隊で昇任するか悩んでいます。自衛隊の仕事にも慣れてきているので、自衛隊が嫌というわけでもないのですが、将来的には民間企業に転職したい気持ちがあります。転職するにはどのタイミングがベストなのでしょうか?三曹以上の肩書きがあったほうが有利なのでしょうか?(陸上自衛隊 陸士長 23歳)」
※質問者様の了承を得た上で記事化しています。
質問への回答
私は、この質問に対して簡潔にまとめるとこのようにお答えしました。
「将来的に民間企業で働きたいのであれば、3任期目の任期満了時の退職手当をもらってキリよく退職し、20代前半のうちに民間企業にキャリアチェンジした方がいいと思います!
なぜなら、中途採用の転職市場では、年齢が高くなればなるほど即戦力になるスキルや経験を求められ、他業種への転職は難しくなってくるからです。」
自衛隊から民間企業への転職はもちろん他業界他業種からの転職になるので、30代以降の転職はより難しくなるのが事実です。
30代の中途採用では、即戦力としての専門性が求められることが多いです。
40代ともなると専門性に加え、さらにマネジメントスキルも求められることとなるので、より転職難易度はあがります。
一方、20代であれば、第二新卒として扱われポテンシャルを重視して採用してくれる可能性が高くなります。
ですので、自衛隊から民間企業に転職を考えている方は、できるだけ早い決断をしたほうがいいでしょう。
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まとめ
20代の自衛官が転職する場合、第二新卒扱いでポテンシャルを重視されると述べました。
企業によって求める人物像は異なりますが、王道で言うと、やはりコミュニケーション能力や誠実さは求められますね。
具体的な対策については、別記事で書いていきますので、こちらをご覧ください!