イソップ童話に「三人のレンガ職人」という話があります。
旅人が旅の途中で、三人のレンガ積みに励んでいる職人に出会い、それぞれに「何をしているのか?」と訪ねていきます。
職人たちの答えはバラバラで、
1人目:「レンガを積んでいる」
2人目:「壁を作っている」
3人目:「歴史に残る偉大な聖堂を作っている」
と、3通りの答えが返ってきました。
この中で一番良い仕事をしたのは、ゴールが見えている3人目の職人でした。
自分の今の行動が何につながっていくのか、それを意識するかどうかで後の成果が大きく変わります。
逆に今の自分の行動が何につながっているのか見出せなければ、一度自分のゴールをゆっくり考えてみるのはどうでしょうか。
そこで今回は私が実際に行った、人生のゴール設定のやり方を共有します。
まずは成したいことを列挙する
まずは、人生であなたが成したいことを列挙してみましょう。
試しに私の成したいことを列挙してみます。
不労所得で暮らす
バイクを買ってツーリングする
月に一回は家族旅行をする
海外旅行も行きたいときに行く
親の老後に備える
交通事故や不意の出費にも対応できる貯蓄を持つ
家を経てる
いろんな国の文化を感じる品を集める
楽しい運動仲間を持つ
リクライニングベッドで寝る
ゲーム仲間を持つ
ぱっと列挙してみました。
こんな感じで列挙し終わったら次のステップに行きましょう。
分類分けをする
「心と体の健康」「つながり・愛」「成功・お金」の3つに分類分けしていきます。
「心と体の健康」
バイクを買ってツーリングする
海外旅行も行きたいときに行く
リクライニングベッドで寝る
「つながり・愛」
月に一回は家族旅行をする
楽しい運動仲間を持つ
ゲーム仲間を持つ
「成功・お金」
不労所得で暮らす
親の老後に備える
交通事故や不意の出費にも対応できる貯蓄を持つ
家を経てる
いろんな国の文化を感じる品を買い集める
ゴールへの道筋を考える
必要性の高い
「心と体の健康」>「つながり・愛」>「成功・お金」の順で道筋を考えます。
そうすると自分の中にある漠然としてた人生の目的というものを言語化することが出来ます。
私の例でいうと
趣味で旅行に行く時間、お金を確保しつつ、疲れを癒す環境を家庭に用意する。
そして家族や友達と定期的に交流し、仕事と交遊をバランスよく行う。
初老を迎えるまでに資産運用、もしくはその他の方法で不労所得を得る方法を実現し、十分な貯蓄を行う。
となります。まずは言語化するというのが大切です。
そして言語化したことで、自分の中にある具体的なゴールと抽象的な目標が見えてきます。
それは自分の本気度の違いです。
私の例で言うとバイクやリクライニングベッドは具体的、不労所得を得る道筋は抽象的でした。
それに気づくことが目標設定のスタートラインです。
具体的になっている目標から達成を目指し、抽象的な目標はどう具体化するのか考えることをお勧めします。