世の中には元自衛官が大勢活躍していますが、今回のコラムでは、自衛隊を辞めて政治家として活躍されている方々を3名ご紹介します。
民間企業への転職だけでなく、国防の経験を政治で活かすこともできます。
視野を広げるためにもぜひご覧ください。
※順不同、敬称略となりますがご了承ください。
佐藤正久(参議院議員)
「ヒゲの隊長」の愛称で有名な佐藤正久議員。
元陸上自衛官で、国連PKOゴラン高原派遣輸送隊初代隊長やイラク先遣隊長、復興業務支援初代隊長など自衛隊でも大活躍されてました。
そして、平成19年に参議院議員(全国比例区)初当選を果たし政界入りしました。
彼がどのような自衛隊生活を送り、どのような思いで政治活動をされているのか、気になる方には、著書「ヒゲの隊長 絆の道 ~果たしたい約束がある~」がお勧めです。
宇都隆史(参議院議員)
「生まれ変わるならまた日本がいい」国防の現場がわかる政治家として活躍中の宇都隆史議員。
元航空自衛官で要撃管制官をされていました。
自衛官として勤務している中で、「実際に現場において命を懸けている現場の声や想いが、まったく政治に反映されない現状」に強い問題意識を持ち、政治の世界に挑戦することを決められたそうです。
自衛隊を退職後、松下政経塾に入塾。平成22年に国会議事堂に初登院。
そんな宇都議員がどうして政界に挑戦したのかどのような苦労があったのかが、著書「生まれ変わるなら、また日本がいい」でわかります。
村井嘉浩(宮城県知事)
曾有の大被害をもたらした東日本大震災。
震災で壊滅的な被害を受けた宮城県の復興でリーダシップをとる村井宮城県知事も元自衛官。
元陸上自衛官でヘリコプターのパイロットをされていました。
自衛隊を退職後、松下政経塾に入塾。平成7年に宮城県県議会議員になり、平成17年に宮城県知事になられました。
被災地の復興という厳しいプロジェクトを指揮する村井知事が自身の経験から得た生き方のヒントを具体的に説いた「「自分に自信がない人」を卒業する44のヒント」を読めば、自衛隊退職後も結果を出せるマインドを得られそうです。
まとめ
本記事では、元自衛官の政治家を3名だけご紹介しましたが、他にの多くの元自衛官が政界で活躍されています。
彼らがどのような気持ちで政治活動をしているか自衛隊経験をどう活かしているかを知れば、転職活動でも参考になることと思います。
自衛隊在職中に、ご紹介した書籍を読んでみてください!