自衛隊を退職してから起業して成功している人はたくさんいらっしゃいますが、すしざんまいの社長でマグロ大王とも呼ばれる木村清さんも自衛隊出身なんです。
本記事では、すしざんまい社長の木村清さんの生涯を知り、自衛隊を退職して活躍するストーリーを探りたいと思います。
すしざんまい社長 木村清さんの略歴
木村清さんは、中学校を卒業後に航空自衛隊に入隊されました。
当時は航空機のパイロットを目指していたそうですが、目の不調でその夢は叶わず、約6年間の自衛隊生活を経て退職されました。
その後、司法試験を目指して中央大学に入学。
司法試験は断念したものの中央大学を卒業されています。
ここからも木村さんのチャレンジは止まらず、現在の株式会社喜代村の前身となる木村商店を開業。
当時は、現在有名なお寿司屋さんの事業ではなく、お弁当屋さん・カラオケ・レンタルビデオ店などを事業としてされていたそうです。
本当に手広くやられていたんですね!
現在では、日本中で知られているお寿司屋さん「すしざんまい」を経営し、高級マグロを競り落として話題をさらっていますね。
木村清さんが海賊を救った!?
いろんな武勇伝をお持ちの木村清さんですが、なんとソマリア沖の海賊達を救ったらしいのです。
現代の海賊は某マンガのイメージとは全く異なり、夢を追うために海賊をしているのではなく生活をするために海賊をしていることが大多数です。
貧困のために仕方なく海賊をしている人が多いのですね。
木村さんはそんな海賊達をマグロ漁師に育成することで、海賊被害をかなり減らすことに貢献されました。
資金や技術力のない海賊達を育成し、経済的に自立させることで海賊から足を洗うことをサポートしたのです。
自衛隊の任務の一つとして、海賊対処があります。主に商船が海賊に襲われないように護衛する仕事ですよね。
木村清さんは、この問題の根本を捉え、民間のやり方で解決に導いたことになります。
木村清さんに学ぶ自衛隊出身者の生き方
木村清さんは自衛隊を退職後にいろんなことにチャレンジされてきました。
そのバイタリティーの源泉として、自衛隊時代の経験もあるのではないでしょうか。
自衛隊で叩き込まれた整理整頓の習慣や暗記力が、後の仕事にも役立っていたのであろうと思います。
何度失敗しても諦めない根性も自衛隊の過酷な訓練で身につけたのかもしれません。
木村清さんは、自衛隊出身の先輩として尊敬するとともに、チャレンジする勇気をもらえる存在ですね。
人間はなんでもできるし何にもでもなれるんだと思わされます。
自分で自分の限界を決めつけず、新しいことにチャレンジしていきましょう!!