コラム

転職準備

ストレングスファインダーで強みを知る

ストレングスファインダーで自己分析のきっかけを作る方法

就職活動や転職活動では、かなり重要になってくる自己分析。
面接の場面ではあなたが志望する会社でどういうふうに活躍できるのか?それはどうしてか?を自身の経験や特徴から説明できなくてはなりません。
また、面接のもっと前の段階で、そもそもどういった会社・業界に転職しようかと狙いをさだめるにも自分自身のことを整理し理解しておかなければ路頭に迷ってしまいます。

とは言っても、自己分析を独力で行なっていくのことは難しいものです。
特に就職活動の経験がなかったり周りに協力者がいなかったりする自衛官の方には至難の業でしょう。

そういった方にオススメなのが、「ストレングスファインダー」です。

ストレングスファインダーとは

米国ギャラップ社の提供している「才能診断」ツールです。Webサイト上で177個の質問に直感的に答えることで、自身の資質としての「強み(ストレングス)」を知ることができます。ここでいう「強み(ストレングス)」とは、あながの無意識的な感覚や思考・行動のパターンとも言えます。
ですので、裏返してみると「弱み」を発見することも可能にはなると思います。
ストレングスファインダーを受けると、4グループ34個の項目のうち、自身の強みとなるトップ5項目がわかりますので、その情報をもとに自己分析することができます。
実際に私も受けてみましたが、科学的に算出されるデータのため非常に納得感の高いアウトプットが得られました。
これは就職活動や転職活動を控えている方以外でもやっておいて損はないと断言できますね。

元自キャリアアドバイザーの実際のストレングスファインダーの結果

1. 個別化 「人間関係構築力」

個別化という資質を持つ人は、一人一人が持つユニークな個性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。

2. 親密性 「人間関係構築力」

親密性という資質を持つ人は、他人との緊密な関係を楽しみます。目標達成のために友人と努力することから、大きな満足感を得ます。

3. 最上志向 「影響力」

最上志向という資質を持つ人は、強みを利用して、平均的ではなく最高の水準を、個人ないしは集団において追求します。単なる強みを最高レベルのものに変えようとします。

4. 指令性 「影響力」

指令性という資質を持つ人には、強い存在感があります。状況の主導権を握り、決断を下します。

5. 活発性 「影響力」

活発性という資質を持つ人は、アイデアを実行に移すことにより結果をもたらします。じっとしていることができないことが多い。

私の場合は、上記のような強みがあるとのことです。
自分を立ち返って見てみると、かなり納得感がありますね。
現在のキャリアアドバイザーとしての仕事では、
クライアントとの信頼関係を構築→その人特有の個性を見つける→その個性を活かして伸ばしていく! 
ということをしています。
ポジティブにとらえるとまさに強みを仕事にできていますね。

ストレングスファインダーの活用方法

自分のことってなかなか自分ではわからないものなので、自己分析が必要なのですが、自己分析するにしても何から手をつければいいかわからないという方は、ストレングスファインダーからやってみてください。
そこから自分を深掘りしていくヒントが得られるはずです。
具体的にいうと、ストレングスファインダーで知れた自身の資質が普段ではどのように現れているか行動パターンを考えてみましょう。
そうするとあなたの強みをより具体的に言語化することができます。

そして、その強みを活かせる仕事はどんなことか?どのように会社に貢献できるかを考えていきましょう。
できれば、自分だけで行うのではなく仲の良い友人を巻き込んだり私のようなキャリア支援のプロに頼ったりしながらできるとベターですね。

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